給水設備

↑自動給水システムの浄水器(RO装置付)です。ハードチューブの配管を工夫しているので、浄水とRO水を自動(切り換え不要)で混ぜ合わせることができます。ですので浄水のみ、浄水+RO水、RO水のみを簡単に調製できます。とても便利です!水圧コントロールのためにアキュームレータも取り付けています。ここで毎日、原水の水質(TDS)もチェックしています。仔採りが上手くいかない時は、これらを使って水質のパラメーターを調整します。

↑自作の貯水槽(100L)です。自動貯水と自動送水ができます。溜め水は基本的にオーバーナイトで曝気してから使用します。
ちなみに自動で貯水をするシステムを組む時は、オーバーフローラインを設ける必要があります。これがないと万一、自動給水が故障(給水が停止しない)した場合、水が床に溢れ出します。また自動で送水する際に一番怖いトラブルは、同不具合(逆に給水が停止する)により貯水が枯渇し、貯水槽内でヒーターの空焚きが生じることです。最近のヒーターは昔より安全になっているとはいえ、あらかじめ幾重にも安全対策を施すことに越したことはありません。私のところでは、貯水槽内の水位が一定以下になると貯水・送水に係る全ての電源が落ちるように設計しています。

↑左下の木箱(自作の消音BOX)内に入っているダイヤル付きの装置は大型電磁定量ポンプ(←その動作機構上、動作音がめっちゃ大きいです!)です。これを使って送水量をごく微量かつ常時定量的にコントロールすることが可能です。木箱の上にSUSフロートスイッチを利用したAC100V電源制御BOX(リレー回路内臓)、その上に投げ込み圧力式水位計のデジタルパネルメータがあります。6年間以上毎日働いてくれています!


↑貯水槽内にはSUSフロートスイッチ(動作1点式)、投げ込み圧力式水位計、ヒーター、エアーストーンなどがあります。
2017年8月26日撮影
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